Monday, December 10, 2012

リハビリ中

正式に頚骨疲労骨折の診断が出て現在運動制限中です。
既に2ヶ月ほど殆ど走っていませんが、さらに年明けまではエアロバイクか水泳のみが許可されている運動です。

ジムでの、ステアマスターやクロストレーナーでの運動は走るのに比べると比較的楽で体重がやや増加傾向でしたが、エアロバイクになるとさらに楽で心拍数もかなり頑張ってこいでも上がりません。だいたい、120~130/分が平均です。この一週間で1~2kgの体重増加もあって、暫くは1日おきのトレーニングから毎日に変えないと体重が増えてしまいそうなので、少し頑張って頻度を増やすと共に、週に何回かは泳がないとだめな感じです。

休養中の運動は難しいです。

Thursday, December 6, 2012

MRIの結果

疲労骨折の疑いがあって、先週MRIのスキャンをしてきました。昨日、医者に結果を聞きに言ったところ、やはり疲労骨折でした。

レントゲンでははっきりした異常は認められませんでしたが、MRIでははっきり痕跡があって、これから4~6週間は足に負荷のかかる運動は制限しないといけなくなりました。

すでに、2ヶ月近く走るトレーニングをしていないので痛み自体は殆どなくなっていますが、まずは安静で骨の再生を促して、それから徐々に衝撃のかからない、衝撃の少ない運動に移行していかなければいけないようです。

結果からすると、シンスプリントから疲労骨折になったのは結構前にさかのぼっているようで、休養再発を繰り返したのもそのためだったようです。実際の痛みは1~2週間の休養で殆どなくなるので、医者も疲労骨折の可能性は低いと思っていたようです。

その間、フルマラソン、50kmのトレールレース、泊りがけの登山にも行っていますが、それ程酷い痛みを感じていなかったので、シンスプリントの症状がある場合は注意した方がよいようです。今でも、恐らくゆっくりハーフマラソンぐらいなら走れそうです。

とりあえず、年明けまではジムで、エアロバイクや水泳で筋力、体力の維持に努めます。

Monday, December 3, 2012

疲労骨折

ここ2ヶ月ほど、左足の脛の痛みのためランニングを休んでいます。当初の診断はシンスプリントだろうとの事で薬を服用しつつ足に衝撃のかからないジムのトレーニングと筋力トレーニングのみになっています。

今年の3月に症状が出たときは、2週間もランニングを休めば回復して、その後再開して、ほぼ元通りのトレーニングに復帰してサンフランシスコのマラソンも走り、完治したように見えました。

しかし、9月の下旬ごろから同様の痛みが出て、余り酷くないようなので少し休養してトレーニングをしていましたが、10月に入るとランニング後半からの痛みが酷くなり、ランニング後も暫く痛みが残るようになって、再びドクターに見てもらいました。当初は前回と同じくシンスプリントの疑いで、薬と2~3週間の休養を指示されました。

ところが、3週間の休養後に軽く走っただけで、10kmも走らないうちに痛みが激しくなって途中で歩いて戻ってくる羽目になりました。その後さらに4週間休養をとったにもかかわらず、日常生活や歩行、ジムのトレーニングでは痛みはないものの、走るとゆっくりのペースでも痛みがあります。

先週、再びドクターに見てもらうと、疲労骨折の疑いがあるとのことでMRIを撮ってきました。結果は今週、ドクターに会うときにわかるようですが、どうも疲労骨折である可能性が高いように思います。10月に受診した際にはレントゲンも撮っていますが、その時も前回の3月の時も骨には異常は見られませんでした。

疲労骨折の場合、数ヶ月は走れないのでどうなるか現在結果待ちです。

特に思い当たるほど、トレーニングをした覚えはないのですが、原因がはっきりしないので、今後のトレーニングのありかたがちょっと心配です。

そんな近況で、今週末にあったThe North Face Endurance Challenge San Franciscoのレースは、念願の50マイルの出場権がウエイティングリストの順番が回ってきて得られたにもかかわらず、棄権することになってしまいました。激しい風雨の中でのレースで、その方が良かったのかもしれませんが、やっぱり残念です。まずは故障を直して、来年のレース目指して頑張る予定です。

Wednesday, October 24, 2012

休養中

 先日のドクターの支持であと10日ほどはランニング禁止です。
 ジムでの衝撃無しのトレーニングと、日々の筋トレとストレッチに精を出しています。
 支持のあったふくらはぎを伸ばすのもやって、痛みはとりあえず引いてきました。

 何とか、体力を維持できるように1日置きにジムで1時間から2時間トレーニングをつづけます。

Wednesday, October 17, 2012

シンスプリント 再発!

 このところ調子のよかった左足ですが、先週の土曜日にトレールを走っていたら痛みが酷くなりました。ただ、痛む箇所が依然とは違ってより足首に近い場所なので別の故障かと思い、とりあえず医者に見てもらいました。

 その結果、依然とは場所が違うわけですがこれもシンスプリントの一種だとの診断でした。
 トレーニングの量や頻度も余り変わっていない中での再発で、2週間のランニング禁止令が出て、その間はジムで足に衝撃のかからないトレーニングをすると言い渡されました。
 基本的に、エアロバイク、ステアマスター、クロストレーナーなどのマシンでのトレーニングになります。

 加えて、ふくらはぎの筋力に対して柔軟性が不足しているとの事で、トレーニング前のストレッチに加えてデスクワーク中に長時間にわたってふくらはぎを伸ばすように器具をもらいました。

 レースまで2ヶ月切っているこの時期にトレーニングの制限は痛手ですが、酷くなる前に対策を打てたのでよしとしないといけないようです。これで目標はまた完走ということになりそうです。8時間位を目標にジムで体力の維持に努めます。

 なかなか怪我無しでのトレーニングも難しいものです。最近はトレーニング量がどちらかというと少なくなっていたはずなのですが。。。。

Sunday, September 30, 2012

シンスプリント ~その後

 最近は、トレールを中心にトレーニングに励んでいます。
 やはり、まだ若干シンスプリントの影響も残っているようで、時々オーバートレーニング気味になると、若干痛みがぶりかえしてくることもあるようです。

 なかなか、強い強度のトレーニングを続けて実施できないのはある意味ちょっとストレスではあるのですが、歳も歳なので相応に、ドクターのアドバイスにも耳を傾けて何とか無難にトレーニングをこなしています。

 最近のトレーニングは、トレールが多いので上りは余りスピードも出ないので脚にかかる衝撃という意味では負荷が比較的かからない状態で心肺系に付加をかけられるので足には良いようです。ただ、下りを飛ばして走ると逆に足にかかる衝撃は大きくなるので、下りは押さえて登りで頑張るというトレーニングになっています。
 
 トレールに織り交ぜてジムでのエアロバイクやステアマスターなどを使って登りに必要な筋肉の強化を入れて、足を休ませるようにトレーニングを組んでいます。

 実際問題として、先日のディアブロのような長いトレールのレースでは下りもある程度は頑張らざるを得ず、下りが実際はある意味キーポイントなので以下に悪化させずにトレーニングレースをこなすかというのは大きな課題ではあります。ただ、先日あつらえたカスタムの土踏まずサポートを強化したソールは効果があるようで以前ほどは神経質にならいですむようになりました。

 今の所はまずまず旨くコントロールしながらトレーニングができているようです。

Thursday, September 20, 2012

Mt. Diablo Trail Run 50km

 先週末は、トレーニングの一環として近所の山、Mt.Diabloで行われた50kmのトレールレースに出場してきました。

 コースは、北側からMt.Diabloに登り、西側に一旦下りて再び頂上を経てスタート地点に戻るというものでした。標高1178mのMt.Diabloに2回登るということで、トータルの標高差は2300m余りとなり、内陸で暑さがまだまだ残るこの季節にはちょっと大変なレースでした。

 目的は、どの程度トレールの50kmで体が動くかということで、とりあえず9時間の制限時間内での完走ができれば良しという目標で参加しました。

 スタートから頂上への最初の登りは昨年一度トレーニングで走ったことがあり、往復で3時間弱を費やしました。今回も、急な登りが始まる2マイル過ぎからは、歩きが多く入り、頂上まで約1時間50分弱を要しました。下りは挽回も含めて走りましたが、下りも10km前後続く長い急な下りで、予想よりも足へのダメージが大きく、後半は下りを含めて走ることもままならず、結局大半を歩いて何とか時間内のゴールという結果でした。

 まあ、今回の経験から、12月のノースフェースのレースは制限時間が10時間で標高差も今回よりは幾分小さい事、さらに、気温は低くなることを考慮すれば、とりあえず時間内完走はできそうだという自信にはなりました。
 ただ、下りでのダメージの低減と、如何に走れる距離を伸ばすかが課題になりました。
 もう一度レース前に今回のマラソンコースをあと1回か2回走ってみたいと思います。

 さらに、今回のレースでは3リットルのハイドレーションパックを初めて使って見ましたが、ウエストベルトでボトルの水を持つより便利で走りやすい事も確認できました。

 頑張らないつもりの参加でしたが、結果的に頑張れないレースでした。疲れましたが良い意味での予行練習になりました。

Tuesday, July 31, 2012

サンフランシスコマラソン2012報告

2012年7月29日に今年のサンフランシスコマラソンを走ってきました。
残念ながら昨年より5分後退、今年3月のナパバレーのマラソンより17分遅れる不本意な結果でした。そんなわけで、レースを振り返りつつ、スプリットタイムを見ながら自己反省会をしてみました。

(1)去年のサンフランシスコマラソンとの比較
 スプリットタイムを見て見ると全体的には昨年と大きな違いはないように思えました。平均的なタイムでキロ当たり約6秒遅い程度でした。大きな違いは前半10キロくらいを3月のナパバレーのマラソンの記録更新を狙って少し早めに入った事だったように思います。これに対して昨年のサンフランシスコでは、同じく昨年3月のナパバレーで前半飛ばしすぎて後半失速した経験から、余裕があるのに抑えて入りました。
  今年は最初やや飛ばしすぎて、途中ペースダウンして調整しながら中間点を迎えたのに対して、昨年は、前半は意図的に押さえて走って中間点で今年より1分ほど速かったにもかかわらず、今年よりは余力を残しての後半だったと思います。

(2)ナパの好記録
 今年のナパは念願の4時間以内を達成し、今回のサンフランシスコはそれを上回る記録を考えたのが大きな敗因でした。昨年は、ナパからサンフランシスコで約6分縮められたのでその感覚で考えていたところが大きな間違いだったようです。
 昨年のナパは十分なトレーニングが故障のためできず、十分でない仕上がりで走ったのに対して、サンフランシスコでは4ヶ月かけてそれなりにトレーニングをして望んだのでそうした記録が出たのだと思います。
 それに対して今年は、ナパは十分なトレーニングで出て念願の4時間以内を達成したのに対して、サンフランシスコはナパの後の故障で約1ヶ月トレーニングを休んでからやや軽めのトレーニングで望んだので昨年のような記録の短縮は難しい中、何とかなると誤解してナパのペースで走ろうとしたのが大きな間違いでした。

 全体的には下りのナパのコースに比べて、サンフランシスコは累積で約500m以上登るコースで同じペースで走るためにはより高い持久力が要求されるなか、スピードトレーニングは短い距離に焦点をおいて長い距離はゆっくり走るトレーニングでは対応できていなかったといえます。故障の影響でトレールに出る機会も減っていたので登りに対する対策が十分でなかったといえます。

 そして、比較的楽なレースができたナパの感覚で後半の苦しい時に自身を追い込み切れずにペースを上げられなかったというところも大きかった気がします。

 そんな反省点が挙がるなか、次の挑戦に向けてトレーニングを改善して次につなげたいと思います。できたらもう1本フルマラソンを年内に挑戦したいのですが、日程的にちょっと難しい感じです。
 まずは、反省から!

Thursday, July 26, 2012

The North Face San Francisco Championship Gore-Tex 50 mile

サンフランシスコのマラソンが終わったら次の目標として考えていたトレールのレース。ノースフェースの50マイルですが、今、サイトに行ったら売り切れていました。2~3日前はまだ空きがあったので、サンフランシスコのマラソンが終わったらレジストしようと思っていたのですが残念です。

 取り合えずウエイトリストに登録しましたが、どうなるかはわかりません。バックアッププランで50kmのレースには登録しました。

 先日のBig Surといい、出る気がある場合はすぐにレジストしないとだめですね。。。

サンフランシスコマラソン 2012

いよいよ、今週末がサンフランシスコマラソンになります。
 1週間を切って、先週あたりからトレーニング量を減らして、コンディショニングモードに入りました。今回は故障などがあってトレーニングプランの見直したりして、予定通りのトレーニングとは行きませんでしたが、何とかトレーニングを休まずに続ける事はできました。

 今回は、4時間以内を目標に調子を見ながら、調子がよければ、ナパの記録の3時間49分を切れるように走ろうと考えています。ペース配分は前半は押さえ気味で走って、32kmを過ぎたあたりで余裕があれば、ペースを上げようかと思っています。

 今は取り合えず、トレーニングの疲れを抜いて、良い状態でレースを向かえられるようにしています。では、また後ほど報告を書こうと思います。

Thursday, July 19, 2012

Big Sur International Marathon 2013

先週末の日曜日、7月15日に来年のBig Sur International Marathonのレジストレーションが始まりました。今年のレースはレジストレーションをしようと思ったときには既に売り切れで走ることができませんでした。昨年は約一ヶ月で売り切れたので、今年は開始当日にレジストレーションをして何とか来年の出場権をゲットしました。

さて、その翌日にニュースを見ていたら何と今年は開始から26時間で全て売り切れで、あとは250のチャリティ枠のみという事でした。取り合えず今年は初日にレジストして正解でしたが、26時間とは驚きでした。ニュースによればこれは記録だと書いてありました。

そんなわけで、ホテルも混み合うと思い月曜日に早速押さえました。一部のホテルは既に一杯で、さらに今日チェックしたところかなりのホテルが埋まってきているようです。

日本の東京マラソンなどの大きな大会の競争率も相当なものですが、ここアメリカの大会では一部の大会を除いてある程度考える時間があって、かなりのレースはレース直前までエントリーできる場合が多いようですが、Big Surは人気の様で狭き門になりつつあるようです。
日本ほどランニングブームというわけではありませんが、健康のため長距離走をする人もここアメリカでも増えてきているようです。

取り合えずこのレースはまだまだ先の来年の4月下旬の話なので、まずは来週末のサンフランシスコマラソンに集中する予定です。

Thursday, June 28, 2012

摩擦防止クリーム

サンフランシスコマラソンまであと30日となりました。
この1~2週間が最後の走りこみになります。昨日は寝過ごして長距離を走れなかったので1日あけて今日は32kmをゆっくり走りました。来週もう1回くらい32km以上のロングランをやって、後は少しづつ距離を減らしながら調整モードに入る予定です。

さて、先週の土曜日は子供たちが日本語の補習校で授業を受けている間に32km走りました。通常、20km以上の距離を走る時は脇のした、股など擦れ易いところに摩擦防止のクリームを塗って走るのですが、土曜日は家に忘れてしまったのでそのまま走りました。
案の定、右の脇の下が擦れて走ったあと痛みが残りました。

何故か、ハーフ程度の距離だと余りこうした問題は起きないのですが、それ以上の距離を走ると大抵はどこかが擦れて痛みます。ランニングショップに行くといろいろな種類のトリートメントが売られていますが、長距離を走る場合必須だと思います。

また、本番のレースで使うウエアやシューズもこのあたりから実際に着用して、体との相性を確認した方が本番でのトラブルを最小限にできます。前回のナパバレーマラソンでは結果的に靴が爪に当たり爪を死なせてしまいました。練習では特に問題がなかったのにこうした事も起こります。今回は半サイズ大き目の靴を用意しているのでそろそろ、試用を始める予定です。

今回はそうした問題が起きないことを祈ります。

Thursday, June 21, 2012

シンスプリント ~ その後

サンフランシkスコのマラソンまであと1ヶ月余りとなりました。
さて、故障、シンスプリントのその後ですが、取り合えず快方に向かっていたので、次のドクターの予約はサンフランシスコのマラソンの後ということで、8月の1週目になりました。

念のため、痛み止めの薬を処方してもらっていますが、最近は飲まなくても大丈夫になっています。

トレーニングも故障して、見直した後はほぼ予定通りに進んでいます。結論から言えば、現在の状況ならば、サンフランシスコのマラソンはほぼ問題なく走れる感じで、かなり改善しています。

主な対策とトレーニング方針は:

1.カスタムのソールで土踏まずをよりサポート
  主観的な効果は分かりませんが、使用を始めて特に悪化もしていませんし、故障は快方に向かっていますので一応効果があると認識しています。このまま現状維持の方向です。
2.トレーニングの頻度
  以前は週5日のトレーニングを目標にしていましたが、現在は週4日、基本的には1日おきにして疲労回復が十分できるようにしています。
3.ジムの活用
  週に何回かはジムのステアマスタなどで、足に衝撃のかからないトレーニングをまぜて足の負担を減らしています。
4.走り方(フォーム)
  靴の減り方で前足の外側の減り方が顕著なので、意識的に親指の付け根に体重が載るようにして走るようにしています。

 トレーニングメニュは、
* スピード練習を週1回
  400mの短いインターバルと、1000m~5000mの間で長めのインタバルかレペを隔週で行っています。
* LSD
  目標がフルマラソンなので時期によりますが、20km~35km位の間でLSDを実施。
* トレール
  できるだけ、週に1回はトレールに出て、坂道での練習を入れるようにしています。
* 残りの1日は体調によって、ビルドアップやペース走を入れるか、疲れているようなら回復を兼ねてスロージョギングをするようにしています。

今のところ、順調です。


Thursday, June 7, 2012

カスタム ソール

以前の投稿に書きましたが、ナパバレーのマラソンに前後してシンスプリントを煩ってしまい、回復が遅かったので整形外科を受診しました。シンスプリントの一つの原因は長距離のランニング動作で足のアーチ(土踏まず)が下がってきて、脛の筋肉に負担がかかることも挙げられています。

そんなわけで、ドクターの紹介で、通常のソール、靴より、土踏まずのサポートを強化したカスタムのソールを作ってもらいました。

さて、このカスタムソールですが当初は足にかかる全体的な負担(ストレス)が通常のものとは若干違うらしく、いつもと違う筋肉にコリがでたり、足首など別の部分に軽い痛みが出たりしました。ドクターによれば、体が新しいソールになれるまではしばらくかかるということで、ソールを普段履いている運動に使用している以外のシューズにも入れて日常生活を送って慣らしました。

約1ヶ月と少したって、ようやく慣れてきたようで、少し強いスピード練習をしても以前ほど痛みが酷くならないようになって、それなりの効果があるようです。以前はロードである程度長い距離やスピード練習をすると、痛みが悪化して走れなくなる程でしたが、何とか1日の休養で回復できる程度まで改善しました。

まだ、完治までは練習をしながらでは時間がかかるようですが、とりあえず予定のトレーニングをこなせるとこまで来たようです。

シンスプリントを抱えているかた、一度、ドクターに相談してソールを作ってもらったり、意図的に土踏まずのサポートの良い靴に変えてみてはいかがでしょう。


Thursday, May 24, 2012

トレーニング効果

いい年になったので、トレーニングの他にも、朝晩血圧、体重を計り記録につけています。特に体重の増減は皆さん気になるところではあると思うのですが、ある程度トレーニングを続けていて、特にトレーニングの量、強度を変えないとある時点で安定してきます。さらに体重を減らすということになると、トレーニングの量、強度を上げるか、食べる量を減らすかということになります。

そういう意味では、運動によるダイエットもある程度限界があるという事になります。

体重もある意味トレーニングの結果としての指標ではあると思います。その他にトレーニングを続ける人はいろいろ目的も違いますし、その評価の方法も変わってくると思います。私の場合、登山をするための体力を維持するというのが大きな目的です。でも、折角走っているので、レースにも出てみようという事になると、やはり気になるのはタイムでもあります。どれくらい速く走れるようになったかは、ある意味トレーニングのモチベーションにもなっています。

さて、レースに向けてトレーニングプランを立ててトレーニングをするとレースに向けてのトレーニングの進捗も気になるところです。一つの方法としては、タイムトライアルなど定期的に入れて、そのタイムの推移を見るのも一つの方法です。ある距離を決めて計る方法もありますし、最大酸素摂取量と相関があると言われている12分間走も一つの指標になると思います。

今回のサンフランシスコマラソンに向けてのトレーニングでは12分間走を指標として定期的に実施しようかと思っていました。しかし、ナパのマラソン直後、故障(シンスプリント)になってしまい、ちょっと全力で走るのに抵抗があり、残念ながら実施できていません。

そこでちょっと、過去の血圧のデータを見直して見ると、データの中に安静時の心拍数もある事に気づきデータを眺めてみると、面白い事を見つけました。
   トレーニングが順調に進んでいくと、徐々に安静時の心拍数が下がっていくのが明らかにわかりました。先のナパマラソンのトレーニングでは11月に本格的にトレーニングメニューを開始して、長距離走、トレール、スピード練習を組み合わせて実施しました。だいたい1~2ヶ月すると、心拍数が、だいたい60台から70台で推移していたのが、50台、そして時折40台まで下がってくることが自分のデータから読み取れました。ところが、故障のためトレーニング量、特にスピード系や体に負荷がかかるトレールのトレーニングをしなくなった、3月、4月は上昇傾向で元に戻っていくのがわかりました。そして、ようやくトレーニングを再開して軌道に乗りはじめた、今月5月はまた下がり初めて50台中盤くらいになっています。
データが私個人の1人分だけですので、これが一般的に当てはまるというのはちょっと問題があると思いますが、ご自分のデータを取って見るのは価値があることではないかと思います。

体は変わるとよく言われていますが、実際1~2ヶ月のトレーニング内容が心拍数に出ているように見えます。これは、おそらく長距離系の種目、ハーフマラソンやフルマラソンあるいは、それ以上の距離を走る方には一つの指標になるのではと思いました。

もう少し、トレーニングとの相関関係を明確にできないものかと思いますが、とりあえずもっとデータを収集してみようと思っています。

Tuesday, May 22, 2012

シンスプリント

久々の更新になります。
ナパバレーのマラソン以降、いろいろ体に不調があってトレーニングが思うようにできず。サンフランシスコマラソンに向けたトレーニングは遅れ気味になってしまいました。

靴があったって死んだ爪
   先の、ナパのマラソンでは靴が左足の親指の爪に当たって死んでしまいました。原因は前にも書きましたが、靴のサイズが半サイズ小さいものを選んでいたことが原因のようです。ただし、同じ靴のサイズでフルマラソンを2回ほど走っていますが、その時は大丈夫だったので、今回は靴の紐の締め具合や、個体差なども関係したと思います。
   いずれにしても、次回靴を新調する時には、半サイズ大き目の靴を買うことにします。

  さて、この爪の影響ですが、もともと靴がきつめだったため、爪が死んだ後はランニングシューズを履くと靴が当然のように死んだ爪に当たるので、通常のシューズでは走ることができず、別の大き目の靴でゆっくりしたジョギングを何とか体力を維持することに努めました。
  1~2週間で死んだ爪が綺麗に剥げて、後は痛みもなく普通に走れるようになりました。

シンスプリント
  問題は、ナパバレーのマラソン直前に発症したシンスプリントでした。何とか、直前は運動量を落として痛みを軽減したので本番のマラソンは無事完走できましたが、さすがにペースを練習より上げてのフルマラソンで、やや悪化したらしく、数日の完全休養と爪の痛みによるスローペースのジョギングのおかげで痛みは引いたものの、走ると痛みが戻ってきて、ある程度体が温まると痛みが引くものの、運動量を上げると悪化するようで、数週間のうちに走れなくなってしまいました。

  完全にしばらく休めば直るのはわかっていたのですが、何とか体力を維持する方向で治療できないかと言うことで、今回はドクターに見てもらうことにしました。予想通り、診断もシンスプリントで休養が必要ということで、2週間のランニング禁止令がでました。ただし、ジムなどで、エアロバイクや、ステッパー(ステアマスターなど)などの足に衝撃(インパクト)がかからないトレーニングは可能ということで、その間はジムでクロストレーニングをすることにしました。
  そんなわけで、長らくジムでのトレーニングをしていなかったのですが、急遽ジムのメンバーになってトレーニングを継続しました。

  運動制限の他には、痛み止めの薬も処方されて1日2回の服用を指示されました。市販の痛み止めや、湿布が余り効果がなかったのに対して、この薬(ETODOLAC) は効果があり、痛みは2日くらいで完全に引いてしまいました。痛みが引いたところでジムでのトレーニングを開始、特に痛みを感じる事無くトレーニングをできました。
  もう一つは、靴の中敷を変えて土踏まずをさらにサポートすることを進められて、専門の所に頼んで足型をちゃんと調べた上でカスタムの中敷をあつらえました。シンスプリントの一つの要因は、特に長距離のランニングなどによる疲労などで足のアーチが下がってくると足への負担が増えるためなりやすいという事で、予防効果が高いとの事でした。

ジムでのトレーニング
   ステアマスターとエアロバイク主体に行いました。これらは、足にかかる衝撃による力が最小限ですむため、ある程度の筋力維持には効果があるとの事でした。通常のランニングと比べるとやはり同様の効果はかなり難しいというのが実際のようです。
  まず、ステアマスターは、基本的に足の大腿筋を中心とした筋力の強化で、トレールランなど登りの基礎筋力の強化には向いていると思いますが、なかなかペースを上げるのが難しいので心拍系や上半身は余り使わないので、走るトレーニングに比べて終わった後の疲労感が少ないという感じでした。実際、食べる量を余り変えなかったため、体重がやや増加傾向になり、数週間で2~3キロ体重が増えました。ただ、大腿部の筋肉量も増えていることもあると思うので運動量が相当量少ないというのは正しくはありません。
  エアロバイクになるとさらに負荷は軽くなって、当初はペースを上げて心拍系のトレーニングと考えていたのですが、相当に高回転でこがないと心拍数が上がらないのでこれも心拍系の能力の維持という観点では少し限界があるように思えました。

  そうした、制限を感じたため、2週間のランニング禁止令の後は、ドクターと相談して、ランニングとジムの組み合わせで、足への負担を軽減しつつ、トレーニングをすすめる事になりました。現在の所、この方針は足の痛みを悪化させず、少しづつ体力を戻すのに効果があるようです。

今回の原因
   さて、今回の故障の原因ですが、「走りすぎ」というのは考えにくいようです。理由としては、ナパバレーのマラソンに向けたトレーニングで、昨年11月より約3ヶ月強の期間は、ほぼ同程度の運動量、強度でトレーニングをしてきて、本番の前に疲労を抜くために運動量を落とした後に発症したことから、過度の運動量が直接的な原因ではないと考えられます。
  そこで、思い当たる事を振り返ってみると、レースの2週間前からストレッチングと筋トレのあとに、家の中ではだしでジャンプをする運動を始めたのが問題だったように思えますし、ドクターもおそらくそれが原因ではないかと同意してくれました。特に床が固く、裸足で足に対するショックを十分に吸収できないところに普段あまりしていない、大きな跳躍運動は余りこの年になると薦められないようです。少なくても靴を履いて小さな跳躍(縄跳びなど)から始めるべきだったようです。

  もう一つは、レースの直前にそういった新しいトレーニングを避けるというのも重要だということです。これは、いろいろなところに書かれていますが、今まで余り問題になったことがないのでついやってしまいました。。。。

現在の状況

  さて現在は、痛みもある程度よくなりましたが、まだ走りこむと痛みが戻ってくるので、運動量を調整しつつジムとランニングでトレーニングを継続中で、必要に応じて先の痛み止めを取るようにドクターから支持をされています。それなりに、トレーニング効果もでてきているので、何とかサンフランシスコのマラソンは走れそうです。

  シンスプリントは一度なってしまうと、運動しながらの回復は時間がかかるのと、また運動を完全に休んでしまうと、運動再開後にまた筋力が弱った状態で症状が再発しやすいなど、ちょっとやっかいな故障なので注意した方がいいようです。



Tuesday, March 6, 2012

ランニングシューズ

自己記録の更新
 今週末、カリフォルニア州ナパであったフルマラソンのレースを走ってきました。
 トレーニングを再開して、約2年余り、3回目のフルマラソンになります。事前の調整はなかなか難しいところがありました。いまだに、トレーニングの強度と頻度の加減が難しく、最後の2週間になって左足にやや痛みが出てしまいました。さらに、この冬場のインフルエンザの流行にやられて1ヶ月前の大事な時期に1週間ほどトレーニングができない期間がありました。加えて、この春先の花粉の飛散によるアレルギーの影響で鼻が詰まって、薬を飲んでもやや呼吸が苦しいという問題もありました。結局、最後の1ヶ月のトレーニングを何とかだましだましこなしての本番になりました。本番は、鎮痛剤とアレルギーの薬(抗ヒスタミン剤)を飲んでのレースでした。
 それでも、11月からの練習の効果は確かにあったようで、過去の2回のフルマラソンよりは感覚的に楽に走れたにもかかわらず、最近の自己記録をやく10分強更新する記録で完走することができました。40代半ばを過ぎても、きちんとトレーニングをすれば、ある程度は記録を伸ばしていけるという事の証明でもありました。今後もなんとか頑張って記録を伸ばしていければと思っています。

靴の問題
 さて、このレース中に靴が当たって左足の親指の爪が死んでしまいました。
 この1年半ほどは、同じサイズでほぼ同じ型のランニングシューズをトレーニングレース共に履いてきました。特に過去2足はまったく同じモデルの同じサイズの靴で、今回もレースの数週間前に新しい同じモデル、同じサイズの靴をおろしてトレーニングで慣らしてきました。今まで特に大きな問題がなかったので自分に合ったシューズだと思っていました。
 ところが今回のレースでは、レース半ばを過ぎた頃から、左足の爪が圧迫される感じで最後は完全に痛みが出て、レースを終わって靴を脱いで見れば完全に爪が死んでいました。
  どうやら、レース前に若干紐を緩めたのが原因の様でした。今まで余り問題がなかっただけに、余り気をかけていなかったのが大きな原因です。レース前のトレーニングは体調不良もあって、ペースが遅かった事、距離もせいぜい20キロ前後でフルのレースに比べれば影響も少なく問題が無かったようでした。ただ、若干足が圧迫される感じが最後の最後の残ったので当日の朝、若干紐をゆるめて、あまりきつくならない様に紐を締めてレースに臨みました。
 しかし、この閉め具合が少しゆるすぎた様で、足が中で若干動いてしまい、親指が当たってしまったようでした。最初はたいしたことはなかったのですが、42キロの長丁場、結局走っている最中は我慢してしまったので爪が死んでしまいました。

教訓
  まずは、紐の締め具合はある程度神経を使って、締めすぎず、ゆるすぎず、練習を通して感覚をもっと養う必要があったようです。さらに、サイズもやはり若干小さいところもあったようで、後でいろいろな人に聞いたり見てもらったところ、あと半サイズ大きな物が適正サイズの様でした。
 学生の頃を含めて、このサイズの靴で大きな問題が無かっただけに、サイズが適正でないという自覚はありませんでしたが、実際は半サイズ大きければ、紐の締め具合も今のサイズほどは微妙で無かった様に思えます。
 これから、ランニングを始める方はもちろん、既にある程度、走られている方々も、レースで痛い目を見ないためにも、念のため専門ショップなどでアドバイスしてもらうとこうしたトラブルも避けられると思います。

Wednesday, February 22, 2012

ランニングウォッチ

ある程度トレーニングが進んでくると、ただ走るだけではなくて、体力の向上なども考えたくなってくるものです。私の場合も最初は同じコースを何分で走れるかということで、ストップウォッチ付の時計で時間を測る単純なものから始めました。

しかし、レースに出始めるとタイムも縮めたいし、いろいろもっと欲が出てくるものです。最近はGPS月で走った距離や時間、コースを記録できるものも一般的で、中には心拍計がついたものもあります。結局そうした、ランニングウォッチを買うことになって、今ではトレーニングの友として活躍しています。それなりの値段がするのですが、トレーニングを効果的に続ける動機付けという意味では大きなパートナーであるともいえます。

まず、トレーニングの詳細記録を残せるようになるということです。殆どのモデルで、パソコンに接続する機能がついていて、PC上や、インターネットのサーバー上にトレーニングデータをアップロードできるので、トレーニングの記録が蓄積できて、トレーニング効果や方法の検討や見直しができるようになります。これは、陸上のクラブなどではマネージャーが行っていた仕事を肩代わりしてくれるわけで、個人でも可能になりました。
さらに、GPSによる、ある程度正確な距離計測ができるので、コースを自由に選べるのも長くトレーニングをする上では大きなプラスです。
あとは、インターバルトレーニングなど、一人ではタイムを取りながら実施するのが困難なトレーニングを簡単にできます。
心拍数の計測も、運動強度を決める上で客観的な指標になりますので、自分にあったトレーニング強度を簡単に設定できるメリットもあります。

使い始めて2年近くになりますが、おかげで定期的にトレーニングをしてその記録を蓄積できて、それが、トレーニングの励みになり、何とかまだ続けることができています。