Tuesday, July 31, 2012

サンフランシスコマラソン2012報告

2012年7月29日に今年のサンフランシスコマラソンを走ってきました。
残念ながら昨年より5分後退、今年3月のナパバレーのマラソンより17分遅れる不本意な結果でした。そんなわけで、レースを振り返りつつ、スプリットタイムを見ながら自己反省会をしてみました。

(1)去年のサンフランシスコマラソンとの比較
 スプリットタイムを見て見ると全体的には昨年と大きな違いはないように思えました。平均的なタイムでキロ当たり約6秒遅い程度でした。大きな違いは前半10キロくらいを3月のナパバレーのマラソンの記録更新を狙って少し早めに入った事だったように思います。これに対して昨年のサンフランシスコでは、同じく昨年3月のナパバレーで前半飛ばしすぎて後半失速した経験から、余裕があるのに抑えて入りました。
  今年は最初やや飛ばしすぎて、途中ペースダウンして調整しながら中間点を迎えたのに対して、昨年は、前半は意図的に押さえて走って中間点で今年より1分ほど速かったにもかかわらず、今年よりは余力を残しての後半だったと思います。

(2)ナパの好記録
 今年のナパは念願の4時間以内を達成し、今回のサンフランシスコはそれを上回る記録を考えたのが大きな敗因でした。昨年は、ナパからサンフランシスコで約6分縮められたのでその感覚で考えていたところが大きな間違いだったようです。
 昨年のナパは十分なトレーニングが故障のためできず、十分でない仕上がりで走ったのに対して、サンフランシスコでは4ヶ月かけてそれなりにトレーニングをして望んだのでそうした記録が出たのだと思います。
 それに対して今年は、ナパは十分なトレーニングで出て念願の4時間以内を達成したのに対して、サンフランシスコはナパの後の故障で約1ヶ月トレーニングを休んでからやや軽めのトレーニングで望んだので昨年のような記録の短縮は難しい中、何とかなると誤解してナパのペースで走ろうとしたのが大きな間違いでした。

 全体的には下りのナパのコースに比べて、サンフランシスコは累積で約500m以上登るコースで同じペースで走るためにはより高い持久力が要求されるなか、スピードトレーニングは短い距離に焦点をおいて長い距離はゆっくり走るトレーニングでは対応できていなかったといえます。故障の影響でトレールに出る機会も減っていたので登りに対する対策が十分でなかったといえます。

 そして、比較的楽なレースができたナパの感覚で後半の苦しい時に自身を追い込み切れずにペースを上げられなかったというところも大きかった気がします。

 そんな反省点が挙がるなか、次の挑戦に向けてトレーニングを改善して次につなげたいと思います。できたらもう1本フルマラソンを年内に挑戦したいのですが、日程的にちょっと難しい感じです。
 まずは、反省から!

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