Tuesday, March 6, 2012

ランニングシューズ

自己記録の更新
 今週末、カリフォルニア州ナパであったフルマラソンのレースを走ってきました。
 トレーニングを再開して、約2年余り、3回目のフルマラソンになります。事前の調整はなかなか難しいところがありました。いまだに、トレーニングの強度と頻度の加減が難しく、最後の2週間になって左足にやや痛みが出てしまいました。さらに、この冬場のインフルエンザの流行にやられて1ヶ月前の大事な時期に1週間ほどトレーニングができない期間がありました。加えて、この春先の花粉の飛散によるアレルギーの影響で鼻が詰まって、薬を飲んでもやや呼吸が苦しいという問題もありました。結局、最後の1ヶ月のトレーニングを何とかだましだましこなしての本番になりました。本番は、鎮痛剤とアレルギーの薬(抗ヒスタミン剤)を飲んでのレースでした。
 それでも、11月からの練習の効果は確かにあったようで、過去の2回のフルマラソンよりは感覚的に楽に走れたにもかかわらず、最近の自己記録をやく10分強更新する記録で完走することができました。40代半ばを過ぎても、きちんとトレーニングをすれば、ある程度は記録を伸ばしていけるという事の証明でもありました。今後もなんとか頑張って記録を伸ばしていければと思っています。

靴の問題
 さて、このレース中に靴が当たって左足の親指の爪が死んでしまいました。
 この1年半ほどは、同じサイズでほぼ同じ型のランニングシューズをトレーニングレース共に履いてきました。特に過去2足はまったく同じモデルの同じサイズの靴で、今回もレースの数週間前に新しい同じモデル、同じサイズの靴をおろしてトレーニングで慣らしてきました。今まで特に大きな問題がなかったので自分に合ったシューズだと思っていました。
 ところが今回のレースでは、レース半ばを過ぎた頃から、左足の爪が圧迫される感じで最後は完全に痛みが出て、レースを終わって靴を脱いで見れば完全に爪が死んでいました。
  どうやら、レース前に若干紐を緩めたのが原因の様でした。今まで余り問題がなかっただけに、余り気をかけていなかったのが大きな原因です。レース前のトレーニングは体調不良もあって、ペースが遅かった事、距離もせいぜい20キロ前後でフルのレースに比べれば影響も少なく問題が無かったようでした。ただ、若干足が圧迫される感じが最後の最後の残ったので当日の朝、若干紐をゆるめて、あまりきつくならない様に紐を締めてレースに臨みました。
 しかし、この閉め具合が少しゆるすぎた様で、足が中で若干動いてしまい、親指が当たってしまったようでした。最初はたいしたことはなかったのですが、42キロの長丁場、結局走っている最中は我慢してしまったので爪が死んでしまいました。

教訓
  まずは、紐の締め具合はある程度神経を使って、締めすぎず、ゆるすぎず、練習を通して感覚をもっと養う必要があったようです。さらに、サイズもやはり若干小さいところもあったようで、後でいろいろな人に聞いたり見てもらったところ、あと半サイズ大きな物が適正サイズの様でした。
 学生の頃を含めて、このサイズの靴で大きな問題が無かっただけに、サイズが適正でないという自覚はありませんでしたが、実際は半サイズ大きければ、紐の締め具合も今のサイズほどは微妙で無かった様に思えます。
 これから、ランニングを始める方はもちろん、既にある程度、走られている方々も、レースで痛い目を見ないためにも、念のため専門ショップなどでアドバイスしてもらうとこうしたトラブルも避けられると思います。

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