Tuesday, December 13, 2011

中年のトレーニング

トレーニングを始めた頃は、週5日のトレーニングに、週2日の休養日というペースでトレーニングをしていました。特に理由があるわででなくなんとなく、若い頃の感覚で、週2~3回では少ないし、休養日も必要という漠然とした理由からでした。

ところが、トレーニングを開始してからは筋肉痛が抜けず、小さな故障も多々ありました。問題は、当時のトレーニングにあたり、筋肉痛はあたりまえ、多少の疲労を押してでもトレーニングしないと体力がつかないという錯覚から、筋肉痛は無視してトレーニングを続行しました。たしかに、トレーニングの強度事態があまり強くはないので、大きな故障にはなりませんでしたが、無理をしていた事はあきらかでした。さらに、週末ぐらいはゆっくり休みたいということから、休養日は土日に設定していました。ある程度休養にはなるのですが、連続して休養を取ってしまう点、さらに、他の日は連日トレーニングすることになるので、疲労が余り抜けないままトレーニングを続行していた事になります。

ある程度、この年でのトレーニングを続けて今だから改めて問題点をいえるのですが、当時は余り問題を感じませんでした。特に、毎日走っていたのである程度、 タイムは改善されていましたし、運動していなかったために、体重は見る見るうちに減っていたので、トレーニングの効果があると思い特に問題視することは無かったわけです。

しかしながら、中年の体からすると若い頃とは明らかに違うわけですし、休養日にしても、連続ではなく、散らして取っていたわけで、体に対する負荷は許容範囲を超えていて、これらが故障などの原因になっていたと思われます。

改めて振り返ると、中年以降のトレーニングは、若い頃の感覚だけでするのは良くないということです。

トレーニングの頻度は、特にトレーニングの初期段階では十分体に休養を与える必要があると思います。恐らく、1日おきくらいでまずは、十分だと思います。まずは、体に負荷を与えた後十分に休養も与えるという観点で1日おきで良いと思われます。経験からは週3回くらいからでも、運動を定期的にしていなかった人々には十分効果があると思います。余裕があれば、週4回にしてみるという程度でいいのではと思います。実際、現在のトレーニングペースは週4回が基本で、十分効果を上げています。(月、水、金、土を基本にしています)

まだ、十分にデータがないので、はっきりしたことはいえませんが、体重を減らすには週5日で、休みをちらして(連続しないようにする)方が効果が高かったような気がします。これに関してはもう少しデータが必要なので、追々検証していく事にします。

運動の強度はまずは、 ある程度の時間にわたり、「体を動かし続ける」のが目標になると思います。当面は30分が目安になるのではないかと思います。個人差もあるでしょうが、人によっては、30分のウオーキングからの人もいるでしょうし、軽いジョギングからの人もいるでしょうが、まずは軽い負荷で、余りタイムやスピードを意識せずにというのが大事だと思います。そして、徐々に時間と距離を伸ばしていくのが良いようです。あとは、各々の目標やゴールによって変わってくると思います。

とにかく、余裕があるプランで少し物足りないくらいで丁度良い気がします。結局、怪我や故障でトレーニングを長期に休むほうがトレーニングの進展に影響を与えると思います。

Tuesday, December 6, 2011

故障と休養

ある程度の強度のトレーニングをすると、故障のリスクがつきまといます。
実際、40歳を過ぎて10数年ぶりに始めたトレーニングで、ちょっとした故障が耐えませんでした。特にトレーニング開始当初は、慢性的な筋肉痛と、ふくらはぎや、太ももの肉離れがありました。 その後は、恐らくアキレス腱炎によるアキレス腱痛が酷く、トレーニングを休んだ時期もありました。
さて、原因ですが、私の場合、明らかにオーバートレーニングが原因でした。若い頃の感覚で、ある程度酷い筋肉痛が残ってもトレーニングを続けた事が問題だったような気がします。一応休養日は設けたものの、その時の体の体力を超えていたのだと思われます。当時は週末が休養日で平日は毎日休まずにトレーニングをしていましたが、十分な回復の時間を取っていませんでした。
トレーニングを始めて約2年になる今はある程度、体力も戻って、頻度も基本的には1日置きに変えて回復の時間を確保するようにしたので、故障のほうは快方に向かってよくなってきています。

今は、インターネットの普及のおかげで、トレーニング方法、理論も簡単に探すことができるので、昔に比べてトレーニングをより深く理解したうえで実践できる環境にあります。そういった観点からは「やらされていたトレーニング」をその中身を理解せずに状況が変わった自分に適用しても、必ずしも効果があるわけではないという事が言えると思います。昔効果があったという理由で実践してみたものの、若い頃とは体も体力も違うので、同じようにできるわけではないということを改めて実感しました。中年の人が、長年のブランクの後に始めた運動で、怪我などをするケースが増えているとよく、聞きますがその理由が改めてわかった気がしました。

要は、年を取ってからのトレーニングは、若いときの感覚とは違って、ゆっくり、無理をせず、徐々に、休み(休養)を取りながらすすめないと、体がついていかないということです。

Friday, December 2, 2011

柔軟性

十数年ぶりでトレーニングを再開して実感したのが体の硬さです。もともと、体が柔らかい方ではないのですが、再開当時の体の硬さと言ったら酷いもので、ちょっとショックでした。

ゆっくりのペースとはいえ、走るわけで、一応昔運動していた者としてはウォーミングアップは必要と思い、軽いストレッチング程度は行っていました、しかし、曲がらないわ、関節がきしむような感じでした。この感覚の違いにはさすがに危機感を覚えました。なんというか、感覚として運動によるショックを吸収できないような感じで、それが、何となくちぐはぐとした、走りに出ていた気がします。これが老化の一部なんだなあと改めて実感したしだいです。

一応トレーニングをその先も続けて行く意志はあったので、毎晩ストレッチを続けていくことにしたわけですが、10年以上もサボり続けた体を回復させるのは簡単ではなくそれなりに時間を要しました。数ヶ月続けた後ようやく、体の柔軟性が回復してきたのを実感することができました。運動しないことの弊害は、単純に筋肉量や、体重だけではなくて、体の柔軟性などにも現れてくることを実感して、改めて定期的な運動の必要性を感じました。まだ、40代前半だったので、そこそこ回復したと思いますが、これがもっと年が行っていたらと思うと、この先も継続してストレッチングや運動を続けた行くことの重要性を感じました。

この他にも、体力だけでなく、例えば足の裏の皮の厚さも薄くなったりしていて、少し長い時間歩いたり、運動しただけで足の皮がむけたり、豆ができたりもしました。運動をしないと、思った以上に体の至る所に影響が出るのを身を持って体験したわけです。