Thursday, January 31, 2013

疲労骨折からのリカバリープラン (1)

 早いもので1月ももう終わりです。昨年来のシンスプリント~疲労骨折で走れない日々が続いています。3月初旬のナパバレーマラソンは既に絶望的で今年は回避の予定です。もう一つ4月の下旬にビッグサーのマラソンにも参加予定なのですが、これもかなり絶望的な状況です。

 医者の話だとかなりの確率で無理なようですが、ある程度のトレーニングは許容されているので、その範囲でどこまでできるかをトライして見る事にしました。

 基本的には、医者の指示を守る。特にトレーニング内容などは、その指示範囲を超えないところで行うことにします。現状では、エアロバイクやクロストレーナーなど足に衝撃のかからないジムでのトレーニングもしくは水泳のみです。

 明日から2月ですのであと約3ヶ月弱の間、レースを意識したトレーニングを行うよていです。

 何とかトレーニングの効果を数値化して少し、科学的、理論的にできればと考えています。

 客観的数値として:
  • 安静時(デスクワーク時)の心拍数
  • 運動中の心拍数
  • マシーンの表示する距離と消費カロリー
などをベースにトレーニングの進み具合を分析してみようと思っています。
適宜、トレーニングの内容などを紹介していきます。

Thursday, January 24, 2013

クロストレーナーによるトレーニング(故障からのリカバリー)

  疲労骨折(Stress Fracture)による故障中のため、足に衝撃のかかるランニング等のトレーニングができないため、ここ数ヶ月間はジムでマシーンを使ってのトレーニングを主体に行っています。
 ただし、ジムでのトレーニングは外でランニングをするのに比べて消費カロリーは少なめなようで体重がやや増加傾向になっています。少なくても同じ時間のトレーニングではジムのトレーニングの方が楽に感じますし、実際に食べる量は殆ど変わっていないにもかかわらず、体重は昨年10~11月に比べてほぼ5kg増になっています。

 10~11月は、屋外でのランニングは2~3回(一回15km前後)であとは、ジムでのトレーニングが主体でした。この期間のジムでのトレーニングメニューは、クロストレーナと呼ばれるマシン(PRECOR社のEFX825など)でのトレーニングで、斜度を20(実際の角度は40度)、負荷強度を12に設定して、1時間~2時間、比較的ゆっくりのペースで運動をして、最後の10分程度はペースを上げるというものでした。この期間の体重増は2kg以下でした。しかし、安静時の心拍数は少しづつ増加傾向でした。頻度は週3~4回でした。

 12月に入ってMRIで疲労骨折が明らかになって、水泳と自転車(ジムでのエアロバイク)以外は運動を禁止されてしまいましたので、 ジムで週2~3回はエアロバイク90分から100分、週1回は水泳、ゆっくりで30分程度の運動に切り替えました。ところが、自転車の運動は体にかかる負荷は軽く、少なくても消費カロリーという点では少なかった様で、体重は3kg以上1ヶ月で増えてしまいました。水泳は余り得意ではないので、30分以上泳ぐのは厳しいこともあって、トレーニングはどうしても、エアロバイク主体になってしまい、こうした結果になってしまいました。12月中旬より、少なくても心拍系だけは何とか維持するために、インターバルトレーニングを取り入れてみましたが体重減にはあまり効果はありませんでした。
  • バイクによるインターバル 6分間、毎分95~110回転、6分間、毎分55~65回転
  • 1回のトレーニングで5セット(60分)
  • その後負荷をやや落として毎分75~90回転で40分
  • インターバル時は、強度設定10~12
  • その後は、強度設定は8~10
というトレーニングにしました。

 1月に入って、再び衝撃無しの機械は許可がでたので、再びクロストレーナにしましたが、少し強度の強いトレーニングにするために、2つのパターンのインタバル(1時間)と強度を落として(1時間)の合計2時間のメニューにしてみました。
  • パターン1: 強度10、斜度20(40度)で1分、全力、その後、斜度のみ16(角度不明)にして1分の休息を30本(1時間)。その後60分を斜度16、強度8で快適なペース
  • パターン2: 強度10、斜度20で6分、全力、その後、斜度のみ16にして6分の休息を5本(1時間) 。その後60分を斜度16、強度8で快適なペース
  • 動的休養日:斜度16、強度8で快適なペースで2時間
  • パターン1かパターン2をそれぞれ、1回か2回合計で週3日間と動的休養日1回の4回のトレーニング
で、今月はトレーニング中です。全力時の心拍数は165~180程度、休養時で140~160前後、快適ペースでは140~150で行っています。既に3週間になりますが、体重が1~2kg減ってきました。本日の安静時心拍数(デスクワーク時)は57~58回という事で幾らか12月よりは良くなっています。

もう少し、客観的に分析できるデータを取りたいのですが、現在試行錯誤中です。
 

Sunday, January 20, 2013

ジムでのトレーニング

 最近ジムのトレーニングが中心で、ここ約2ヶ月半外を走っていません。
 昨年11月-一度トレールを約10マイル以外はジムでクロストレーナーで1時間から2時間
 昨年12月- 疲労骨折が発覚、バイクと水泳のみをジムで1時間から2時間
 今月-衝撃のないクロストレーナーもドクターから許可がてクローストレーナで1時間から2時間

 というのが最近のトレーニングです。食べる量は殆ど故障前と同じですが、体重は約6kg増えました。トレーニングは1日置きでほぼ、故障前と同じ頻度です。ジムのマシーンでの消費カロリーは1回だいたい、1200~1500キロカロリーで数字上は外で走っているのと余り変わりませんが、実際は違いがあるようです。

 そのほかの変化は、安静時の心拍数が、最近は60台になって、昨年9月から10月の値の40台後半から比べると10~15は早くなっているのがわかります。ジムでもそれなりにインターバルトレーニングを取り入れて追い込んではいるのですが、どうも心拍系にかかる負荷も実際に走るのに比べると十分ではないようです。

 いずれにしても、暫くは外を走る事ができないので、もう少し工夫してジムのトレーニングももっと効率的にできるようにいろいろ試して見ようと思います。

Tuesday, January 15, 2013

疲労骨折のリハビリ 第1段階

 先日も書きましたが、昨年12月上旬、左頚骨下部の疲労骨折がMRIで発覚しました。
 治療のため運動が制限されて、エアロバイクと水泳以外の運動が禁止されました。

 私の治療は約3週間、Etodolac 400mgを一日2回食後に服用。

 1月の上旬、(先週の水曜日、1月9日まで、約5~6週間)はエアロバイクと水泳のみに制限でした。

 経過としては、10月上旬にトレールを走った後、歩くのにも足が痛むほど酷くなり、約2週間の休養のあと再び走りましたが後半やはり酷い痛みに見舞われて、ドクターがMRIを指示して疲労骨折が発覚したわけです。11月上旬から12月の発覚まではジムでクロストレーナなどでトレーニングをしていました。

 ジムのクロストレーナは実際に走るのに比べるとかなり楽で、体重が上昇傾向でしたが、さらに制限されてバイク、水泳中心になるとさらに体重が増えて、6~7kgは体重が増えて、体脂肪率も約5%以上上がってしまいました。

 実際水泳は、なかなか継続的にやるのが自分の場合難しいので、というか朝4時とか5時から水に入る気にならないので、どうしてもバイクが中心になってしまいました。ジムの自転車ではあまり上半身も使わず、主に足の太ももを中心に負荷がかかるだけなので、割り切って心拍系に負荷をかけるのに主眼を置いて、インターバルを中心にこの6週間は続けてきました。

 内容は、ややきついと思う負荷に設定して、5~6分の毎分100回転と5~6分の毎分60回転を交互に繰り返すという内容で5分の場合6本、6分の場合5本でトータルで1時間になるように設定して、そのあとに30~40分ほど、負荷をやや落として毎分70~80回転でという内容で1日おきを目安に運動してきました。

 これでマシーンの表示で、距離にして30マイル前後、消費カロリーで約1200キロカロリーを約100分で行う感じのトレーニングになりました。ただ、実際の消費カロリーはそんなにない感じでしたが。。。主に太ももの裏(ハムストリング)に張りが出る感じで、心拍数は負荷をかけているサイクルで毎分150~160程度までで、休養サイクルでは120~130程度でした。
 クロストレーナーでは毎分180を越える心拍数が出るので、なかなか心拍系に負荷をかけるのも大変な感じでした。

 次の段階は、衝撃無しのジムトレーニングで、再びクロストレーナーを中心に次の約8週間になります。これはまた次回詳しく書きます。

 一旦疲労骨折してしまうと、1ヶ月も休めば走れそうになりますが、きちんと回復するには6ヶ月くらいは走るのを控えて、足の衝撃を避けないと難しいようです。骨の内側に細かいひびが入っているようで、これが、骨の表面というか周りの固い部分に達すると手術が必要になり完全に元に戻すのが難しくなるようです。シンスプリントと症状が似ているのでなかなかわかりにくいようですが、症状は酷い場合は早めに医者に見てもらった方がよいようです。

 そんなわけで、今年は、3月のナパバレーのマラソンは欠場、その後のビッグサーマラソンもかなり絶望的なようです。まあ、気長に治療に専念する事になりそうです。