Tuesday, December 6, 2011

故障と休養

ある程度の強度のトレーニングをすると、故障のリスクがつきまといます。
実際、40歳を過ぎて10数年ぶりに始めたトレーニングで、ちょっとした故障が耐えませんでした。特にトレーニング開始当初は、慢性的な筋肉痛と、ふくらはぎや、太ももの肉離れがありました。 その後は、恐らくアキレス腱炎によるアキレス腱痛が酷く、トレーニングを休んだ時期もありました。
さて、原因ですが、私の場合、明らかにオーバートレーニングが原因でした。若い頃の感覚で、ある程度酷い筋肉痛が残ってもトレーニングを続けた事が問題だったような気がします。一応休養日は設けたものの、その時の体の体力を超えていたのだと思われます。当時は週末が休養日で平日は毎日休まずにトレーニングをしていましたが、十分な回復の時間を取っていませんでした。
トレーニングを始めて約2年になる今はある程度、体力も戻って、頻度も基本的には1日置きに変えて回復の時間を確保するようにしたので、故障のほうは快方に向かってよくなってきています。

今は、インターネットの普及のおかげで、トレーニング方法、理論も簡単に探すことができるので、昔に比べてトレーニングをより深く理解したうえで実践できる環境にあります。そういった観点からは「やらされていたトレーニング」をその中身を理解せずに状況が変わった自分に適用しても、必ずしも効果があるわけではないという事が言えると思います。昔効果があったという理由で実践してみたものの、若い頃とは体も体力も違うので、同じようにできるわけではないということを改めて実感しました。中年の人が、長年のブランクの後に始めた運動で、怪我などをするケースが増えているとよく、聞きますがその理由が改めてわかった気がしました。

要は、年を取ってからのトレーニングは、若いときの感覚とは違って、ゆっくり、無理をせず、徐々に、休み(休養)を取りながらすすめないと、体がついていかないということです。

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