Thursday, September 1, 2016

足底筋膜炎 ~ リカバリーの難しさ。。。

 さて、2014年の左足の足底筋膜炎は、マッサージなどによって解放に向かって何とか2013年の後半には回復しました。何とか、ランニングのトレーニングも再開して再びフルマラソンを目指してトレーニングを始めますが、途中少し強度の強いトレーニング(インターバルなど)を行うと、肉離れなどを発症してしまい、以前のレベルのトレーニングには戻せませんでした。それでも、何とか少しづつ距離を伸ばして何とかハーフマラソンの距離までゆっくり走れる位までは回復しました。
 ところが、また何となくですが、左足に、シンスプリントか疲労骨折か微妙な痛みが戻って来てしまい、それ以上の距離に伸ばすところまでは行きませんでした。

 一つには、ジムでのトレーニングが長くなり、実際に外を走るトレーニングから遠ざかっていたために衝撃に対する耐性が著しく低下して、その回復が自分が考えているより時間がかかっているにも関わらず、トレーニング強度を上げ過ぎてしまったようです。
 もう一つは、加齢による回復力の低下も確実にあると思います。トレーニングはまだ「若かった」頃の感覚で行っていましたが、実際は体の回復力は落ちていて、足にかかった負荷によるダメージが回復する前に次の強強度のトレーニングを行った為に、疲労骨折の基になるシンスプリントの症状が進行した様に思います。

 その後、半分以上を歩いてのフルマラソンを完走しましたが、その後再び疲労骨折になってしまいました。ハーフマラソンの距離をゆっくり走れる程度のトレーニングでフルマラソンに臨んだのは問題だった様です。大半を歩いたとはいえ、前半はそれなりのペースで走ったので悪化してしまったようです。元々、レース前に急激に距離を伸ばした弊害で足の状態は悪くなっていたと思います。

 この経験から言えるのは、ある程度年が行った状態、恐らく40歳台後半になると、体の状態が大きく変わるという事です。特に一旦この年で怪我をしてしまうと、練習の休養による体力(特に筋力)の低下は自分の思っている以上で、その回復には多大な時間がかかるということです。また、実際に回復できるかも疑問です。こうした事を考えると、40歳を越えた中年ランナーは、決して無理をしてはいけないと私は思います。痛みをある程度我慢してトレーニングを続けて症状を悪化させてしまうと、そのリカバリーは簡単ではありません。痛みが治まるまで、休むなり、運動強度を落として回復させて、悪化させない事が大事だとこの経験から学びました。
 とにかく、長期に渡りトレーニングができなくなるような状態を避けて、運動すべきですし、運動の強度も無理にあげてはいけない様です。

 結局この2度目の疲労骨折でまた約1年弱の間、走る事が出来ずに、ジムでのトレーニングに終始したため、筋力は極端に衰えてしまいました。ここからのリカバリーはまた長い道のりになりそうです。今現在、何とか週に2~3回は走る事が出来るようになりましたが、ペースは上がらず、筋肉痛が数日は抜けないレベルになっていて、なかなかトレーニングがすすみません。

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